小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

子どもがつくる授業

校内の授業研究会がありました。

今年も総合的な学習の時間。

 

なんだか、よそのクラスの子たちが
キラキラ輝いて見えてしょうがない。
かわいく見えてしょうがない。
「ああ、素敵だなあ」
と思うと同時に、自分のクラスを思い返し、
とてつもない焦燥感にかられました。
「あかん。もっと頑張ろ」

さて、子どもたちがつくる授業とは・・・.。
色々と考えさせられました。

私が考える
「子どもたちがつくる授業」とは
「児童が目的に向かって自分たちで活動を選択している授業」です。

そういった授業を実現するためには
「教師が日ごろから、活動の目的を
徹底的に考え抜くこと」が大事だなあ
と思いました。


とりあえず、今
授業の基本形を教え込んでます。
①前回の振り返り
②今回の活動とその目的の確認
③活動
 個人思考→ペアで→グループで
④全体共有
⑤次回の見通し
⑥振り返り

で、この流れを子どもたちで
話し合いながら進めていけるように
ファシリテーターになり得る
児童を育てようとしています。

ただし、それだけでは、
目的に応じた活動を自分たちで
選択できないと思うので

アイディア出しのときは、ブレスト。
発散→収束のときは、KJ法
一人ひとり発表する時間がないけど、これまでの学習の軌跡や、気付きを共有するときは、ギャラリーウォーク

というように、それぞれの活動の価値が感じられるような経験をさせておきます。

そうすると
何人かの気が利く子たちが
授業を進めてくれます。

「前回は、これやったから、今回は・・・」
「まず、最初に一人ひとりノートに自分の考えを書いてから、見合う?」
「いや、一気にKJ法で収束まで行っちゃおう」

みたいな。

常に活動の目的を考える癖がつくとは思います。
必要感をもって活動に臨むので、あまりダレルことがなくなります。
パッと見
子どもたちで授業をつくっている風にはなりますね。

でも、結局
授業を教師が流しても
子どもが流しても

子どもたち一人ひとりの中に
確固たる
目的意識と他者意識が
ない限り、
活動にタダ乗りする子どもは
現れます。


この目的意識と他者意識を
高めるのが「材との出会い」なのでしょう。
そして、我々教師は材の価値を吟味して、
材との出会わせ方をプロデュースすることが最も大きな仕事なのかもしれませんね。

「その授業なんのためにやるの?」
「そもそも、子どもに何を学んでほしい?」
「そして、その学びにはどんな価値があるの?」

そうやって、
活動の目的を徹底的に考え抜く。
なんのための授業で
なんのための学校か
その問いに自信をもって
答えられるように・・・