小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

運動会の学年演技を子どもと作る

5月の運動会に向けて、めまぐるしく日々が過ぎていきました。

 

休み時間も、学年演技を子どもたちと作るべく話し合い。

 

「6年生は運動会の演技ってなんのためにやるの?」

という問いから話し合いスタート。

 

色々な意見が出ましたが

大きく分けて二つ。

 

「学年で団結するため」など自分たちの学年集団に意識が向いているもの。

「運動会を盛り上げるため」など、

自分たちの演技を見てくれた保護者、下級生に意識が向いているもの。

 

後者は、「演技を通して、見てくれた人に何を伝えたいか」という問いに

繋がり、またまた話し合い。

 

「やっぱり、6年生の演技って毎年すごいなあ、って思ってきたから自分たちもそう思われたい」

「とにかく、すごい!!こんなことできるんだ!っている衝撃を与えたい」

「今までの6年生の中で最高の演技をしてみたい」

 

というような思いをまとめ

 

6年生の演技で伝えたいことは

「成長」と「希望」

「少しずつ成長していって、大きなことができるようになれる」という希望を

見ている人に感じて欲しい。

とのこと。

 

 

では、そうしたことが感じられるように

どんな内容の演技にするのか?

 

本校では、原則

4年生:ソーラン節

5年生:組体操

6年生:マスゲーム(昔の体育部が区で作っていたものの名残)

と決まっていました。

 

6年生の演技を例年通りの演技をしていくか話し合いしました。

保守派と改革派で真っ二つに分かれました。

「やっぱり1年生から見ていて憧れていたので、毎年の演技はやりたいです」

「成長を感じてもらうのに、毎年と同じことをしていてもダメだと思います。」

熱い議論が交わされましたが

結論は

「正直、毎年の6年生の演技をやっても、全く新しい演技に変えても、

 一生懸命やれば成長や希望を持ってもらえると思います。」

ということ。

あとは、それぞれの思い。

 

結局、みんなの思いを大事にしようということで、

折衷案になりました。

 

演技の構成を2部構成から4部構成へ。

毎年の6年生の演技は、フルで行わない。

 

自分たちの成長の過程を伝えるために

4年生〜6年生の演技をメドレーっぽくいいとこ取りして行い

最後の第4部で、オリジナル曲で演技を作ることに。

 

そして、その第4部の曲もガチで子どもたちに決めさせたら

WANIMAの「ともに」


WANIMA -ともに Full ver.(OFFICIAL VIDEO)

 

うーん・・・。好きな曲だけど、作りづらい!

 

 

この連休中、散々試行錯誤してみた。

こういうバンドの曲って

集団のマスゲーム的な演技をさせようとしてもどんどんダサくなる。

 

集団演技で映えるような、大きく分かりやすい振り付けをしようにも、

曲調としっくり合わない。

 

とにかくこの曲の疾走感を大事にしたいので

子どもたちをたくさん走らせて、隊形移動してみようと思う。

個々の動きをきちっと揃えることに力を注ぐのではなくて

個々にエネルギーを爆発させているのが伝わる演技にしたい。

 

集団として一皮向ければ、それぞれが思いを

めいいっぱい体を使って表現してくれるはず。

 

 

何れにしても

実際に子どもを動かしながらでないと見えないことだらけなので

今からドキドキ。

 

細かい動きの部分は、子どもの意見を取り入れて作って行きたい。

これから子どもたちに、練習のスケジューリングをしてもらおう。

その中で、練習のポイントは、こちらである程度整理し、子どもに伝えておこう。

毎回の練習では、教えられたポイントを忠実に守るだけでなく

プラスアルファで自己表現している子(表情や動き。まあ、こちらの主観)

自分の演技を全うしている子どもを見つけ、全体で共有して行きたい。

 

さあ、ゴールデンウィークが終わって、あとは運動会まで

走り抜けるのみ。