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小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

「運動会を子どもたちが作る」最初の一歩

 運動会について、昨年度から

職員で話し合う機会を設け、職員みんなで

作っていこうと働きかけてきました。

 

運動会って

莫大なコストがかかる、一大行事。

 

学級経営が危うい学級は

さらに危うくなるし。(経験済み)

 

学級経営がいい感じのクラスは

さらにいい感じになってしまう。

 

学年で動くことが多くなりますからね。

集団としてまとまっているクラスは評価されるし

集団としてまとまっていないクラスは際立って悪く見える。

担任としても、他のクラスの子どもと自分のクラスを

比較して、焦る。

焦るとろくな指導をしない。

とりあえず怒鳴ってみたり、変な課題を子どもに課したり。

見苦しいところを晒しまくることになります。

 

良くも悪くもブースターの役割を果たしている。

 

また、騎馬戦や、組体操などを行う学校は

安全面でもかなりのリスクを負う。

ハイリスクハイリターンな行事。

 

膨大な時間と労力をかけて投資する一大事業です。

当然それに見合うリターンが欲しい。

 

しかし、実際のところどうなのでしょう?

ハイリスクローリターンな気がするんです。

 

そもそも、運動会なんてやらなくても

学級経営が良好なクラスは、そのクラスの中で

主体性を伸ばしていって

よりよいサイクルを高速回転させてガンガン成長して行くと思うんですよね。

 

学級経営が崩れてきているクラスは、

運動会がプラスに作用することはあるのかなあ。

「とりあえず学年で集まる時間に関してはちゃんとやる」ってだけで、

子どもたちの成長には無関係な気がする。

むしろ、学級が崩れているクラスjの子どもたちは

他のクラスと自分たちのクラスを比べて、もっとやさぐれる気が・・・。

 

そもそも運動会って、体育会系のノリが苦手な子にとっては

苦痛でしかないんじゃないかなあ。

 

まあ、私は運動会という行事の価値そのものに

疑いの眼差しを向けているわけですが・・・

 

それでも、どうせやるなら、

運動会をきっかけに子どもたちが

自分の居場所を感じたり

人との関わり合いが悪くないな、と思えたり

自信が持てたり

普段見ないクラスメイトの「本気」を感じたり

 

子どもに何かしらのプラスのインパクトを与えたい。

 

そして、職員集団にも

大いにプラスに作用して欲しい。

 

職員同士の信頼関係が深まったり

職員一人一人の良さが見えたり

職員の本気を感じたり

職場がもっと好きになるように・・・。

教師としての自信をつけたり。

 

そのために

ポジショントークが飛び交わないように

どんな運動会にしたいのか

職員同士で価値基準を語り合う場を二回設けてみました。

 

www.teachers120.com

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そして、いよいよ。

今日は、いよいよ子ども達が動き出しました。

 

5、6年生の運動会集会。

昨年度にはなかったものです。

 

 

5、6年生が中心となって運動会を作っていけるように

運動会の係活動の際、子どもたちの中でリーダーを決め

リーダーが中心となって運営していく。

 その第一歩が今日の集会でした。

 

6年生の実行委員が仕切りました。

子どもたち実に頑張りました。

 

⑴今年の運動会で大事にしていきたいこと。

⑵なぜ、係のリーダーを決めるのか。

⑶ どうやって係のリーダーを決めるのか。

 

こんなことを実に上手に伝えていました。

ちなみに私の子どもたちへの指導の時間は全て合わせて30分ほど。

 

司会の子は、自分でカンペを書いてきていて

しかもそれをほぼ完璧に覚えていました。

 

「家で考えてきました」

 

そう答える子どもの顔は誇らしげ。

本当によく頑張った。

 

でですね。

ここまで書いて、やっぱり思うのは

「運動会を子どもたちが作る」と言っておきながら

 

作らせているんですよね。

 

それもそのはず。

プログラムの中身はいじれない。

係活動の仕事内容もいじれない。

 

ほぼ例年通りのことを

子どもたちの力でこなしてね。

ということなんですよね。

 

なんとも心苦しい。

 

「みんなが安全に運動を楽しめれば、好きに運動会を作っていいよ。」

 

そんなことをさらっと一言子どもたちに伝えて

委ねてみたい。

 

 

そんな衝動に駆られます。

いつかは絶対やろう。

 

今日はその未来につながる第一歩。