小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

U-29にご出演された塩谷歩波さんと平松佑介さん

お会いしてきました!

 

www.nhk.or.jp

 

 

一流建築士を目指して有名設計事務所で働くも、過労でダウン。たまたま訪れた銭湯が体調と心を癒してくれた。そして何気なく描いた銭湯のイラストをSNSに載せると、知らない人からも「いいね!」が届き、すぐに拡散。そのイラストが、今働く小杉湯の3代目オーナー平松佑介さんの目に止まった。そして1年前、塩谷さんは小杉湯に転職した。

 

 

「この方だ!」と思い、ツイッターのダイレクトメッセージでお願いして、

実現しました。

私の胡散臭いツイッターアカウントからのアプローチで

よくぞ会うことを決心していただいたなあ、と感謝の念が尽きません。

 

しかも、小杉湯のオーナーである平松祐介さんにも話が通っていて、

打ち合わせに同席していただくことができました。

めちゃくちゃ嬉しい!

平松さんも、U-29で短い時間ですが、出演されていて

その経営センスを番組内の短いインタビューの時間で遺憾なく醸し出しています。

そもそもSNSで拡散された先頭のイラストに目を留める時点で

アンテナが高いわけですが・・・

 

 

さて、そんなこんなで話を始めます。

打ち合わせの段取りは考えていったのですが、

お二人を前にして舞い上がってしまい、

お聞きしたいこと、自分がぐちゃぐちゃ考えていること↓

 

kengobonbei.hatenablog.com

 

などを好き勝手にしてしまいました。

私の質問に、お二人とも実に丁寧に受け答えしてくださいました。

 

私が印象に残ったお話の一部を、ダイジェストでザクっと紹介します。

 

 

◯平松佑介さんより

 

塩谷さん世代と関わる中でも、時代は変わってきたなあ、と感じている。

中央集権型のヒエラルキーの中で、トップを目指すことがゴールだった時代は終わったて

何かに熱中できることを持っていて、

会社や学校を自分が輝くための舞台として

「自分の物語を生きることに覚悟を決めること」

がすごく大事になってきているように思う。

 

実際、人の感情や思いを無視して

作り手がただただその業界でトップを目指そうとしても

結局価値が生み出せず、売上も上がらない。

 

自分自身が望んでいることをやる。楽しんでやる。

今はそうすることで、集団に価値を提供することになる。

 

 なのに、大学入試や就職活動は高度経済成長期の古いままの仕組み。

たから、就職活動をすると、ギャップが生まれる。

 

そもそも学生は、社会人になることに希望が持てていない。

楽しい時代は終わって、苦しい時代に入る。

社会に出るって苦しいことなんだよ。

そんなメッセージを繰り返し、若者が受け取っている。

 

学生はやりたいことが分からない。

自分が本当に好きなことを知らない。

社会のこともよく分からない。

とりあえずTVのCMで見かける企業に入ろうとする。

  

 

家庭環境の影響は大きい。

平松さん自身はベンチャーでバリバリやっていた。

そんな中、小杉湯の後を継ぐ決断をしたのは

自営業をされているご両親が楽しそうに

仕事に取り組む姿を見ていたことも大きい。

子どもたちが学校の先生からも、働くことにポジティブな影響を受けると

また人生違うはず。

 身近な大人から「働く感覚」の影響を受けている。

 

◯塩谷歩波さんより

前職では、ヒエラルキーの中で、一番を目指せば目指すだけつらい感覚があった。

それでも頑張ればなんとかなると思って頑張りすぎて、体を壊してしまった。

「努力は報われるという価値観が崩壊した。」

努力していること自体が楽しいということなら問題はない。

ただ、辛いことを我慢して頑張れてしまう子は、真面目なだけに、

潰れてしまうことがあると思う。

我慢する、辛いということが前提の努力は努力ではない。

好きを見つけた瞬間、それに向かって努力するのが自然。

お金のために、好きなことを突き詰めていくことを諦めなくても良い。

今の時代はなんとでもなる。

 

だからこそ

無理して頑張るのではなくて、

好きなことを楽しく追求していって欲しい。

 

 

 

 

・・・そんな、塩谷さんの子どもたちに対する

暖かいメッセージをいただいた気がしました。

 

 

自分の好きなことってなんだろう?

塩谷さんのお話を通じて、考えさせられました。

 

そして・・・

「私の経験を子どもたちが聞いた上で、好きなことを考えてもらうことが大事なんじゃないですかね?」

と、塩谷さんに逆にご提案いただきました。

以下、塩谷さんのおっしゃったこと

 

1日の中で何が好き?

1週間の中で何が好き?

1ヶ月の中で何が好き?

 

「好き」は些細なことでいい。

「家に帰ってお母さんがお菓子を作ってくれていることが好き」

そうやって、自分の好きを拾い集めていくことが大事。

 

 

・・・なるほど。

確かに、そうすることで人から与えられている喜びに気づけるでしょうし

そこから、「人に与えられる好き」は何か。

つまり、「自分は何がしたいのか」少しずつ見えていくのかもしれない。

 

こうやって、学校の外の方とお会いして

教育について語ることは本当に楽しい。

 

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塩谷さん、平松さん。

今日は、本当に貴重なお時間をありがとうございました。