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小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

明日が最後。かけがえのない日々を振り返ろう。

月曜日の朝。

教室のドアを開ける。

 

ガラガラ。

 

「おはようございます!」

最近、特に大人っぽくなったYがひときわ大きな声で挨拶してくれる。

そこに重なって、あいさつが聞こえる。

 

ホッとする。なんだか元気が湧いてくる。

でも、少し照れくさいので、「おはよー」と、

あまりみんなと顔を合わせずに、素っ気なく、早歩きで教卓へ向かう。

 

教卓に座り、

「先生、今日○○があるらしいんですけど・・・」

早口で、Kが心配して(呆れながら)教えてくれる。

 

「ああ、そうか。よし、じゃあそれで・・」

しれっと答える。

 

そうして、日直が前に立つ。

今日は、AとY

「起立」

ガタガタ。みんな機敏に立ち上がる。

 

なのに、日直は「やり直し。」

もはや、恒例行事になってしまった。

そして、もう一度

「起立」さっきよりも素早くみんな立ち上がる。

「礼」「おはようございます」

今日は、いつもより元気がない。月曜だからか。

「はい、おはよう」

 

この一連の流れの軍隊っぽさ。

クラスの規律を守るため。集団を意識した行動が日常化するように。

そう言い聞かせてきたけど

ここは、来年のクラスではなんとかしたいなあ。

 

そもそも「朝の会」ってなんなんだ。

来年は、サークルトークで始まる朝にしたい。

 

 

・・・ともあれ、朝の会が始まる。

「お知らせは何かありませんか?・・・Iさん」

 

「はい。まだ、○○の誕生日カードを出していない人は出してください」とH。

「はい。家庭科ファイルを出してください」とE。

 

「他にありますか?」

「はい、歌を歌います。立ってください。」

音楽係のNとS。ラジカセをセッティングして曲を流す。

 

みんな歌う。数人は、最初からフルパワーで歌っている。

それにつられて、一人一人がだんだん声を出してくる。

実に元気が出る歌声だ。聞いてるこっちも歌いたくなる。

 

1時間目は総合(総合的な学習)の時間だ。

Kが元気よく号令をかける。「気をつけ。礼」

 

始まってすぐに、すかさずYが「前回の振り返り・・・」というと

素早く何人かが手を挙げる。

 

ここ最近、Tもよく手を挙げるようになった。

Tの発言のあと、みんなうなづいたり、

「あー、そうだったそうだった。」なんて相槌を打っている。

 

今度は、総合係のHが「今回の活動と目的は・・」と

言いかけると、お、Mが手を挙げた。

 

・・・そんなこんなで

 

ああでもない、こうでもないと

IやK、E、そして、KやAなども加わり、活動内容を決めていく。

 

そんな中、話の行方を冷静に見守っている。

MやYもっちゃん、A。

 

 

 

話し合いが白熱してきたときに、

心配そうに、議論している人たちを見ているR。

 

ようやく活動が決まり、それぞれが動き出す。

 

YとRがトコトコ少し緊張した顔で相談にやってきた。

「あの、今野菜プロジェクトでこういうことをしていて・・・こうしたいんですけど」

 

そんな話の最中にKが

「あの、調べ物したいので、iPad借りたいんですけど・・」

 

Nも相談に来る。「農家プロジェクトで・・・」

TとTも「あの野菜プロジェクトで・・・」

 

そんな感じで対応していると時間はあっという間に過ぎる。

 

でも、まだ時間はある。

なんとなく、グダグダ話し合っているだけに見えるところの

近くに行って、話し合いに聞き耳を立てる。

 

こちらからすると、どうでもいいようなことで

話し合いをしているから

頼まれてもいないのにアドバイスをする。

もっとこうしろ。ああしろ。

 

そんなことをしているうちに、

「時間だよー」と総合係と何人かが知らせてくれる。

 

「振り返りをします」

 

パラパラと手が上がり、

活動の報告と感想や気づきを語る。

 

「次回の見通し」

「もっとこうした方がいいと思います。」

「とにかく、次回はそれぞれのプロジェクトで・・・」

 

そうして、次回の総合の内容がある程度決まって来る。

 

そして、号令。

「気をつけ。・・・礼。」

「ありがとうございました!」

 

そうして、5分休憩。

 

さて、次の時間はどうやってみんなと関わろうかな。

 

こういう感じで、日々をクラスの子どもたちと過ごしてきた。

 

全くもって、自分は幸せだ。

明日は今年度最後。

 

感謝をめいいっぱい伝えたい。

みんなに会えたから、新しい学校でも楽しく毎日過ごすことができた。

月曜日も楽しみだった。

夏休みが長く感じた。

 

授業が楽しかった。

何度も笑った。

何度も怒った。

何度も元気をもらえた。

何度も落ち込んだ。

 

そして、知らない間に、みんなのことが大好きになった。

本当にありがとう。