小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

卒業式練習前にTEDを見せよう

本校では、卒業式の証書授与の際、

児童の将来の夢(やりたいこと)が担任からアナウンスされるそうです。

 

今年来たばかりで、イメージができていないのですが

「なんで担任が子どもの夢をアナウンスするの??」

という気持ちでいます。

 

卒業式準備委員会でも伝えましたが、そこに関しては

例年通り行うそうで・・・

 

まあ、それはそうとして

今日は6年生に下記の動画を見せました。

 

 


Hope invites | Tsutomu Uematsu | TEDxSapporo

 

はい。

下町ロケットのモデルとして有名になっている、植松努さんです。

冒頭から、刺さるメッセージが満載です。

 

「夢ってなんだろう? できそうな夢しか見ちゃダメなんでしょうか?」

 

 

ハッとすることばかり。

 

「実は、お金って大したことないんです。だって、お金が必要な夢とか、お金がないと無理な夢は実は誰かがしてくれるサービスに過ぎないんだと。」

 

そして・・・

ご自分の小学校時代の先生との関係。

辛い過去を語ってからのこの言葉

 


「どうせ無理という言葉が恐ろしい言葉なんだなと思いました。これは人間の自信と可能性を奪ってしまう最悪の言葉です。でも、とっても簡単な言葉なんです。これを唱えるだけで何もせずに済んでしまうから、とってもらくちんになれる恐ろしい言葉でもあるんです」

 

さらに教育関係者にグサリと刺さる

 

「学問というのは誰かに評価されるためのものだったんでしょうか? とんでもない間違いですね。学問っちゅうのは、社会の問題を解決するために人類が生み出したもんなんです。じゃあ、教育ってなんでしょうか? 教育っていうのは失敗の避け方や責任の避け方っちゅう要領の生き方を教えてくれるhow toなのでしょうか? 全然違いますね。

教育というものは死に至らない失敗を安全に経験させるためのものだったんです。」

 

 

動画を見た後、

「どうだった?感想は?」

と聞いても、ポツリポツリと3人ほど手をあげるのみ。

(うわ、響いてない・・・)

とりあえず一通り、当たり障りない感想を聞いた後、

暗澹たる気持ちで子どもたちに感想を書かせました。

 

すると、

自分の将来の夢について熱く書いてあったり、

「なんだか新しい世界が拓けた気がする」といったことが書いてあったり。

「自分も友達に夢を語った時、そんなの無理だろと言われて悲しかったけど、やっぱり諦めないで、夢を追いかけたい」

なんてことまで書いてました。

 

はっきり言って、私と6年生の関係性はそれほど良いものでは在りません。

 

こんなに自己開示して書いてくれるとは思ってもみませんでした。

やはり子どもにとっても魂を揺さぶるスピーチなのですかねえ。