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小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

教師が意図する方向に誘導しすぎると、活動は作業になる

タイトルのようなことを強く感じました。

本日、1時間目は総合的な学習の時間の授業。

 

校内授業研究会当日の本時の授業に向けて、自分たちが調べたことをもとに、「食料問題に身近なところから取り組んでいこう」と呼びかけていくためのプレゼン作り。

押さえておきたいことがありすぎて、途中から子どもを置いてけぼりで授業を進めてしまった。

 

原因は焦り。

 

早く気づいて欲しい。

改善して欲しい。

 

そんなことばかり考えていて、なかなか待てなかった。

 

教師が誘導していく授業を繰り返すと、一部の子どもと、教師だけで授業が成立してしまう。

そうなってしまうと、ほとんどの子どもは、傍観者となり、難しい顔をして考えるふりをするだけ。実際はただ、座って45分間が終わってしまう。

 

そんな悲惨な事態を避けるためにも、教師が問いを投げかけたら、やはり個人思考の時間を確保すること。

そして、せめて隣の人や近くの人に自分の考えをアウトプットする時間を保証してあげることが必要だ。

 

月曜の朝一から、子どもたちはキレッキレで、今日の活動の目的を確認しているときに、ツッコミが入りました。最高。

「活動の目的って・・・確かに今日の活動もプレゼンをレベルアップするためなんだけど・・・」

「もうちょっと具体的にさあ・・」

結局、

「なんで?という疑問が浮かばない、みんなが納得いくプレゼンの流れを考える」

という目的をなんとか言語化できましたが、ここでも出しゃばりすぎたかな。

 

そして、活動の仕方(情報共有の仕方)についても、自分たちで選択した。

 

「班の中で見あっても、新しい気づきはもう出なさそうだから、ギャラリーウォークで付箋貼ってこうよ」

 

 訓練のたまもの。

とりあえず、子どもたちが必要感を持って活動に取り組むようにはなったかな…?

 

 と、思いきや、帰りがけに総合的な学習の時間の係の子が

「もっと、プレゼンを良くするために、食料問題について、たくさん調べてきてくださーい」

と呼びかけた時、

「え、てか何で調べんの?だれも見ないから意味ないじゃん」

という声が上がりました。その子は総合のプロジェクトの中心メンバーの一人。

 

 

うーむ。全く伝わってない。

 

自分たちに全然知識が足りていないこと。

本気でプレゼンをして、行動を促すには客観的なデータが必要なこと。

そのために、情報収集と情報共有が必要なこと。

 

そして、情報共有ボードなんてのを作ってるんだから、ちゃんと見ろ!活用しろよ!

 

と、言いたくなるのを堪えました。何というか、虚しい。ただやらせていただけなのか。

 

あー、がっかり。

 

結論。

 

主体性があるっぽい動きは、訓練すれば、それなりに見ることが出来る。

 

本気で子どもがハマるテーマ。

夢中になれる手立てを考えていこう。