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小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

職場のおしゃべりは無駄?

私は、以前職場でヘラヘラ冗談を言ったり、おしゃべりをしている人たちを見ると、

 

「仕事中に何ふざけてんだ。おしゃべりなんて無駄。その時間を使って子どもたちのために何かすべきだろう。」

 

とまあ、ストイックぶってそんなことを思っていましたが、心の奥底には

「自分はこんなに頑張ってやっても仕事が追いつかないのに・・・いいなあ」

という気持ちもあったのです。

 

おしゃべりする余裕がなかったんですねえ。楽しそうにおしゃべりできる先生方が羨ましかったんでしょうね。

 

もちろん、今も余裕は全然ありませんが、次のように割り切って仕事をするようにしました。

 

家に持ち帰れない仕事は土日にやる。

教材研究は家に帰ってやる。

 

そうすると、下記のようなおしゃべりをする余裕が生まれます。

 

 

「昨日は、1日学校を空けてしまって、すいません。私という支柱を失った◯◯小は、大丈夫でしたか?」

 

「うん、すごい落ち着いてた。学校全体も。職員室も」

 

「そうですか、今日学校を見回ったら、やはりどことなく、色々なものがくすんでいるように見えたんですよね。あと、自分のクラスの子どもたちも、職員室のみなさんも、どことなく、覇気がない。私という一職員が1日学校にいないだけで、ここまで影響が出てしまうのは、やはり組織としてどうなんですかね・・・」

 

「うん、それね。完全に勘違いだし、昨日の打ち合わせの議題は、ボンベイさんをどうするか、だったよ。」

 

「私という完璧な教師が、職員のみなさんにもプレッシャーを与えていたということですね。それについては、反省しています。知らない間に、みなさんを追い詰めていたんですね。

でも、私とご自身を比較するのではなく、職員お一人お一人の良さを引き出していくことが、◯◯小の課題だと思っています」

 

「違う、ボンベイさんが、◯◯小の課題なの。」

 

「あれ。おかしいな。なんでそういう話になっちゃったんですかね。

さあ、帰ろう。今日も激務だったな〜」

 

 

こんな感じです。

 

まあ、あの・・・

疑いようもなく、実のない会話ですね。混じりっけなしの純粋な無駄な会話!

自分で書いてても、しょうもなさすぎて

心底「あれ、俺今何やってるんだろう」

という気持ちになって、途中で投げ出しそうになりました。

 

でも、こういう意味のない会話にも、この本によると

 

チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ

チーム・ファシリテーション 最強の組織をつくる12のステップ

 

 

実は下記のような機能があるそうです。

 

【1】会話

会話とは交流のための話し合いです 。その目的は 、情報や気持ちを交換しながら 、知識や経験を共有し 、関係性を深めることです 。やり方は 、普段やっているおしゃべり (井戸端会議 )がまさにそうです 。自分の知っていること 、思っていることを自由に話しながら 、

互いに 「そうだよね 」と受け止め合っていきます 。

論点や道筋を気にせず 、対立や葛藤をできるだけ避けながら 、連想ゲ ームのように話をつないでいきます 。そうやって 、

いかに同質であるかを確認し 、連帯感を高めていくわけです 。

それで何かの結論が得られるわけではありません 。 Aという意見と Bという意見があったとしたら 、それぞれは会話をやっても変わることはありません 。 「なるほど 、そう思うんだ 」と 2つの意見があることを知るのが会話だからです 。

 

 

太字のところにつきます。

先ほどの会話の場合、自分のバカな話に乗っかってくれるかどうかで、自分と同じノリ→同質であると確認して、連帯感を高めているのです。

 

しかし、こればかりではダメですね。

「そうだよね」の連発は価値観が固定化され、

私はもっと対話をしたいです。

 

 

【2】対話 (ダイアロ ーグ )

  それに対して対話は 、探求と発見のための話し合いです 。 Aという意見と Bという意見に対して 、その上をいく新しい Cという意見をみんなで探し出すのが対話です 。

  たとえば皆さんがチ ームの行動目標について話し合っていたとしましょう 。誰かが 「プロを目指す 」と発言したところ 、別の人から 「プロって何 ? 」と突っ込みが入りました 。それを契機に 、いろんな考え方や視点が飛び出し 、プロの 「意味 」を深く掘り下げる話し合いとなりました 。これがまさに対話で 、このような哲学的なテ ーマが一番フィットします 。

 対話の成果は 「意味の発見 」です 。

見解が違っても無理に合意形成をする必要はありません (結論がまとまらないテ ーマの方が面白いです ) 。それよりも 、みんなが 「なるほど ! 」と思える新しい考えを出すことを競っていきます 。人それぞれが発見したものが違っていても 、探求という共同思考のプロセスを共有することが大きな収穫となります 。

 

 

そして、議論も…

 

 

 

【3】議論 (ディスカッション )

交渉のように 、異なる意見をぶつけ合い 、最良の意見を選び取る (またはつくり出す )のが議論です 。合意形成や問題解決を目的とした話し合いであり 、一般的には 、会議というと議論の場を意味します 。互いに自説の正しさを根拠とともに主張して 、相手を説得していきます 。それを 、論点を整理しながら 、様々な角度から検討し 、全員が一致できる合理的な基準に基づいて 、最も妥当性の高い結論を見つけ出します 。それで折り合いがつかなければ 、説得と譲歩を繰り返しながら 、いわゆる妥協案を模索することになります 。 Aという意見と Bという意見があれば 、どちらか優れた方を採用するか 、 A + Bにするのが議論なのです 。

 

 

日常的に、会話をすることで、対話や議論の質もあげられるのではないかなあ。とぼんやりと思っています。

 

 

まあ、そんな小難しい理屈をつけなくても、単純に元気が出ますよ。

なぜか、すごく前向きな気持ちになれます。

 

放課後の職員のみなさんとのおしゃべりも早くまたしたくなる。

そして、明日の授業のことを考えてみても、なんだかいける気がしてくるんです。

明日学校に行くのが楽しみになります。

 

会話によって笑い合うことで、所属している安心感を得られるからですかねえ。

 

職場の仲間と会話して笑い合う時間は、自分がいろんなことを抱え込んでいる時ほど意図的に取ろうとした方がいいのかもしれません。

いっぱいいっぱいの時って、私の場合、後ろ向きなことばかり考えてしまいますから。

 

前向きになりたい時は、バカな話で笑いあうことが一つの手段になり得るかも。

 

バカな会話。

なかなか侮れなませんよ。