小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

先生を「あいつ」呼ばわりする心理

わたしには分からない。

 

父親も中学校の教員なので、私は基本的に、学生時代から先生に対して好意的だった。

もっとも、「先生、先生」と教師に懐くタイプでもなく、模範的でもなく、思いっきり盛大に悪さをするわけでもなく、なんとも扱いづらい生徒だったとは思うが・・・

 

今日は、家の近所の居酒屋で夕食を済ませた。カウンターに座ると、みんな近くに住んでいる方。地元民。顔見知りではないが、それだけで親近感が湧いて、話し始めてしまう。

カウンターで一人で飲んでいる方は、人懐っこく、話しかけてくれる。

とても朗らかでいい方たちだ。

 

じわりじわり、探り探り自己開示しながら、学生時代の話しになった。そこで、先生に怒られた話が始まる。

「いやあ、僕野球部だったんですけど、先生にはめちゃくちゃ怒られてましたね。」

たまたま、私が一緒になったお二人は、出身の高校が同じで、高校の先生の話になった。

 

「〇〇知ってますか?」

「あいつ生意気だったよなあ」

「あと、〇〇」

「あーそいつ全然覚えてないわ。俺が覚えてるのは、〇〇と〇〇。ほんと殴られたよ」

 

 

みたいな感じ。お二人とも学生時代に戻っているようだった。

お二人の「先生に怒られたエピソード」を聞きながら、私は酒を飲んでいた。

 

そのとき、 

なぜかめちゃくちゃ苛立っていた

 

私は当然のことながら、その先生方のことは知らない。

 

でも、

 

教壇に立ったこともない奴が、教師を「あいつ」呼ばわりしてんじゃねえ!!

 

そんな激しい怒りにかられている自分に気がついて、自分でも驚いた。

 

なんなんだろう。

変な感情移入?その先生達との仲間意識?

 

私は学生時代から、教師というものに対して、「先生は不憫だなあ」と哀れんでいた。

話が下手だったり、説明が下手だったり、ダメな先生ならダメな先生ほど、不憫だと思った。

 

だって、子どもという圧倒的アウェイの中に一人で飛び込むんでしょ。きついだろうなーって、小学生時代から普通に感じていた。

 

 わ先生に生意気な態度をとる友達を見ると

先生相手にいきがってどうすんの?という感覚もだった。

 

それは、親が教師だったからとか、そんなことは関係なくて。想像力や共感力の問題だと思う。

 

早い話。

 

自分の武勇伝(悪かった自慢)とセットで語られる先生批判や、先生を軽視する発言が大嫌いだ。

 

武勇伝の裏に、必ず迷惑を被った人がいる。

 

にもかかわらず、そこの反省もなく、教師に怒られたことをヘラヘラ語る様は胸糞悪いことこの上ない。

 

繰り返すが、

私は教師に懐くタイプでも、担任に気に入られるタイプの子でもなかった。

 

それでも、今ここまで、こんな話題に苛立つのは、自分が教師として奮闘しているからだろうか。

もし、教師をしていなかったら、ここまで教師に肩入れしていなかったのかな。