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小学校の先生を120%楽しむ毎日

小学校教員の日々の振り返り。教員志望の学生さん、同業の方、保護者の方、教育に興味のあるすべての方へ。

教師のスタンスはエバンジェリストであれ

この記事も熱い。

そもそも、エバンジェリストというものを知りませんでした。

 

「プレゼン」はもう時代遅れ、これからの時代に合った「伝え方」とは | 未来を変えるプロジェクト by DODA

 

エバンジェリストとは…

エバンジェリスト」とは、IT業界で注目されている新しい職種、あるいはその役割を担う専門人材のことで、高度化・複雑化が進むIT環境のトレンドや最新テクノロジーをユーザーに向けて分かりやすく解説し、啓蒙を図るのが主な任務です。エバンジェリスト(evangelist)の原義は、キリスト教の「伝道者」の意。ITベンダーを中心に、自社の提供する技術の価値を広く、正しく“伝道”するための専門職として、ポストを新設する企業が増えています。具体的には、ユーザー企業やパートナー企業への個別の啓蒙活動のほか、システム開発者などITエンジニアを対象に開催される社内外のイベントで講師を務め、製品・サービスのプレゼンテーションを行います。

らしいです。

 

これを読むと、超専門職って感じがしますね。

エバンジェリスト→顧客

という一方通行の情報伝達という印象を受けますが、そうではなさそう。

 

なるほど。確かに、かつては「伝える」ことに主軸を置いていました。けれども今はお客さまのバックグラウンドもさまざまですから、求められることも違います。

われわれエバンジェリストのチームがやっていることを一言で言えば、「お客さまとともに未来を描く」こと。アイデア出しから開発を伴うような作業まで含めて、お客さまの思い描く未来を具現化する手助けをします。

 

なんか、教育と重なるところが多くないですか?

我々は子どもが思い描く未来を具現化する手助けをするわけですよね。

 

しかし、実際自分が何をしたいのか分からない。

そういう子どもがなかなか多い。いや、大人だってそうですかね。

 

今はエバンジェリストの顧客自身もニーズが分からない状態でいるそうです。様々な制約が外れ、やろうと思えばいくらでも自由にできる環境にあらからこそ、分からなくなる。

これも今の子どもたちの現状と重なる気がします。

 

そんな時に

対話、というとなんとなく向かい合う印象がありますが、究極にはマイクロソフトとかお客さまとか関係なく、白紙の前に横に並んで座って、「ここにこんな山があって、谷があって、ここに目的地があって・・・」と一緒に指差し確認しながら、探し当てるような感じです。

変に自分を大きく見せるのではなく、私は一人の人間で、会社員で、分からないことだってある、ということを開示します。けれども、「あなたの力になりたい」という熱意が変わらずそこにあります。

 

うーむ、この姿勢。

やはり教師と同じだ。

 

そして、社内のチームメンバーとの連携についても言及しています。

 

エバンジェリストに限らないかもしれませんが、職人気質で「自分は専門性を持っている」と自負する人が以前は多かったと思います。けれども今、大前提として必要なのは、「お手本はない」「自分の持っている知識だけでは足りない」という意識を持つこと。

今までにない新たなことを始めるには、自分一人ではできない、社内外のパートナーと協力し、ゴールを明確にした上で、それぞれが意志を持って実行しなくてはならない、ということを受け入れなければなりません。そうすれば、仕事の進め方も変わってくるはずです。

お客さまからの技術的な問い合わせメール一つ取っても、それまでなら完璧な回答を伝えるために自分一人で熟慮して、1週間後に返信していたかもしれないけど、それよりは知識を持った人にすぐ相談し、お客さまの参考になるようなURLを2、3個つけて、すぐに返答するべき。

 

これも、チーム学校が叫ばれる教育現場とすごく重なる話じゃないですか?

 

教師一人一人が個々のキャラクターやスキルを最大限に発揮できる職場環境にすれば、必ず子どもにとってプラスになる。

そして、それは働く教師にとっても自信とやりがいを与え、さらに子どもにプラス返っていく。

そんな職場にしていきたいし、今の職場ならそれが出来る気がする。

 

 

ほんと、1人でできることなんてたかが知れてるんですよね。

どんなに学級王国を作れても、職員間の関わりが希薄で、職員同士が心のつながりを感じられなければ孤独しかありません。

そうすると、必ずどこかに歪みが生じます。満たされない承認欲求を子どもや職員にぶつけ、自分も周囲も追い込んでしまうことになる。

教師にとっても子どもにとっても苦しい学校の出来上がりです。

 

「お手本はない。」

「自分がもっている知識だけでは足りない。」

だからこそ頼るし頼られるようになる。

 

全てにおいて抜かりない、完璧な人を目指そうとするなんて、無茶ですよ。

多くの人に必要とされたいと思うのは自然なこと。でもだからってあらゆる面において完璧である必要はないし、第1そんなことは不可能ですよね。

だから、自分が誇れるコミュニティをもつ必要がある。自分の弱点を補える、強みをさらに強化できる人とつながりをもつことで、自分自身が完璧でなくとも、周りの人に頼ることで結果として、誰かにとってベストな結果をもたらせるようになる。

 

 

私は1ヶ月後実習生を受け持ちます。

自分が何か意見を求められたら、持論(だと思い込んでいるのと)を語ることばかり考えず、持論の元となる考え方なんかを示すことを考えていきたいものです。